今年も残り2ヶ月をきり、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。
皆さんいかがお過ごしですか?
11月20日水曜日、富山消防署北部出張所より講師を招き救命講習を開催しました。
(救命入門コース:90分)
突然の心停止では、素早い心肺蘇生を行う事で傷病者の救命が期待出来るそうです。
突然死の原因である急性心筋梗塞や脳卒中は初期症状に気付き救急車を要請することで、心肺停止に至る前に医療機関で治療を開始する事が可能になり後遺症へのリスクも減るとされています。
富山県内の救急車到着平均時間は7~8分との事でした。
心肺停止から3・4分経過すると脳へのリスクが高まるとの
事でした。
救急車到着までのその間、私たちが出来る事とは!!
【心配蘇生法】
倒れている人を見たら「周囲の状況確認」(安全な場所移動)
反応の確認・・両肩を軽く叩いて意識の確認、声かけ
通報・・周りの人を呼ぶ。「誰か来て下さい」
救急車要請、AED手配 ※「誰か」ではなく、「あなたは」と指名する。
「誰かがしてくれるだろう‥.」って思ってしまうので指名する。
~呼吸をしていない、普段通りの呼吸をしていない~ ※直ちに胸骨圧迫
『胸骨圧迫』
圧迫位置 胸の真ん中(胸骨下半分)、1歳未満は両乳頭を結ぶ線の少し足側で胸の真ん中
圧迫リズム 1分間に100~120回 ♪もしもし亀よ亀さんよ~♪のリズム
圧迫方法 成人(両手で深さ5cm)小児(両手もしくは片手で胸の厚さの1/3)
1歳未満(指2本胸の厚さの1/3)
『人工呼吸』
気道を確保して約1秒かけて胸が上がる量を吹き込む(2回)※吹き込みは2回まで
『胸骨圧迫』
胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返す。胸骨圧迫30回:人口呼吸2回。
胸骨圧迫は1~2分毎に交代する。
※人工呼吸に自信がない場合や傷病者の口に直接接触がためらわれる場合は胸骨圧迫だけ続ける。
AEDが到着したら、電源を入れ、後は音声メッセージが手順をアナウンスしてくれます。
AED設置場所を日頃からチェックしておくのも良いですね♪
当社も玄関に設置してあります。
ざっくりと説明をしました。
実際、その場に遭遇した時に落ち着いた対応が私自身出来るか心配は有りますが、救命方法を知ってる事で少しは自信をもって行動出来るのではないかと思いました。
これから冬に向けヒートショックなども心配ですね。
皆さんも一度確認してもしもの時、落ち着いて対応出来たら良いかと思います。