島田商店ブログ

2023年08月18日 未分類

歴史的な紙と近代的な紙

今年の夏はどこの地域も平年よりも暑い日が多くありました。
お盆が過ぎ、やっと暑さが少しずつ和らいでいる中ではありますが、夏を充実させるものの一つとして皆様に見ていただきたいものがこちらです。

 

(実際の写真をご用意できませんでした。ごめんなさい)

 

 

日常生活で見る機会は少ないかとは思いますが、夏の風物詩を代表する打ち上げ花火の花火玉です。

7月に製紙工場へ見学にお邪魔した際に教えていただいた内容なのですが、この表面はどうやら紙で出来ているようです。

約15cm程度の玉1個に20枚程度のクラフト紙を糊で貼って乾燥させて再度貼って…を繰り返すそうです。

大玉になると貼る枚数は増えます。この作業は強度を高めるためのもので、紙を貼る作業と火薬の割合のバランスで花火が開いた時の形が決まります。

 

紙の可能性は私たちが思っている以上に広いものです。

最近は「脱プラスチック」の呼びかけにより、意外なものを紙で作り、紙のストローや紙のハンガーなど、面白い商品が増えつつありますが、花火のように歴史のある文化的な紙製品を知っていくのも面白い学びになりますね。

 

 

 

 

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